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PROJECT MEMBER

M.S (プロジェクトマネージャー)
M.F(システムエンジニア)
R.I(システムエンジニア)

使いやすさを決めるユーザーインターフェース(UI)を開発

キヤノン製コンパクトデジタルカメラのメニュー画面は日付を合わせたり撮影の設定を行ったりと、購入された方がもっとも頻繁に触れるユーザーインターフェースであり、その機種の使いやすさを決める重要な部分です。
今回はその中でメニュー画面を担当しているプロジェクトチームメンバーのうち、3人からお話を聞きました。

お客さまの要望を
開発で具体化

M.S
最初にお客さまからの要望をヒアリングして開発の要件を決めていきます。メニュー画面は使用感が勝負の世界ですから、最初から要件がハッキリ決まるということはなく、話し合いや試行錯誤を重ねて要件が決まっていきます。
M.F
お客さまの言葉のニュアンスをどれだけ確実につかんで、曖昧な部分を具体的な数値や仕様に落とし込んでいけるか。そこが開発者としての腕の見せ所です。設計して、実装して、テストして“うーん…”という部分が出てきたらまた設計から見直したり微調整したり…という作業を繰り返しながら完成形に近づけていきます。
R.I
私の仕事も基本的にはM.Fさんと同じですが、別の画面を担当しています。メニュー画面といってもたくさんあるので、プロジェクトマネージャー以外のメンバーでそれぞれ異なる画面を分担して開発を進めています。

活発な意見交換で
チームワークを向上

M.F
チーム内のコミュニケーションは非常に活発です。開発の段階ごとに必ずメンバーの間でレビューしあいますし、お互いの席も近くなので何かあればすぐ相談が始まります。開発というと一人寡黙に画面に向う、というイメージが強いかもしれませんが、今の部署はとてもにぎやかですね。
R.I
まだキャリアの浅い私も、にぎやかなチームに助けられています。レビューの時は仕様どおりに動くか、お客さまの要望通りの使用感になっているかなど、とことん意見を交換します。他のメンバーのレビューを聴くこと自体が勉強になりますし、アドバイスをもらって“1回言われたことは、もう1回言われないように”と心がけてきた中で、少しずつ責任のある仕事も任されるようになりました。日々のコミュニケーションの中でたくさんの気付きをもらい、成長を実感しています。
M.F
私もチームに助けられたことは一度や二度ではありません。
1人で開発しているとどうしても視野が狭くなり、行き詰まった時に限って不具合が発生することがあります。そんな時に他のメンバーにアドバイスをもらって、不具合を解決できたということもあります。
現在まで大きな間違いもなく進められてこられたのは、M.Sさんのリーダーシップのおかげです。

“一人ひとりが主体性を
持って取り組む”
その気持ちを大切に

M.S
いざプロジェクトが始まればコストやスケジュールの管理、お客さまとの連絡窓口などやることが盛りだくさんで、開発の現場を細かく見ている余裕はなかなかありません。“この仕事はあなたがやってください。分からないことがあったらチームの仲間にも聞いて進めてください”として任せることもありますが、メンバーの向かう方向性が間違ってないか、大枠の部分は必ず確認します。そしてこれはとても大事なことですが、何かあった場合の責任はもちろん、すべて私が取ります!という気持ちで取り組んでいます。
R.I
一人ひとりが主体性を持って取り組んでいる感覚はありますね。個々に任せてもらっている領域が大きいというのはヒシヒシと感じています。“私ががんばらなきゃ、この画面は完成しない…。だからやるしかない!”という毎日です。
M.S
チームメンバー分の頭脳があるのだから、それを全部使わなければもったいない。マネージャー1人が命令して皆が手足になるだけではムダが多いですし、完成度の高いプロジェクトにならないと思います。
ゴールは決まっていても、そこに至る正しい道筋というのは決して1つとは限りません。一人ひとりが主体性をもって創造力を発揮し、チームの力を結集させてこそ道が開けるのだと思います。
M.F
自分が主体になって関わったという自負があるから、完成した時の達成感もひとしおです。最終テストで期待した通りの結果が得られた瞬間、それまでの苦労もすべて報われます。そして一緒にテストに立ち会われていたお客さまに喜んでいただけるととても嬉しいです。“次はもっと期待を上回るものを開発しよう!”という意欲も沸いてきます。
R.I
お客さまのメンバーは私より目上の方ばかりですが、フランクに話しかけてくださるので、とても安心して仕事をさせていただいています。ですから私も礼儀は守りつつ、あまりかしこまらずに積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。多くの会話を重ねていくうちに打ち解けていき、いろいろな要望をこちらに話してくださることが嬉しいです。
M.S
信頼関係を作る第一歩は、聞き上手になること。大切なのはその人の発言の裏側を読むというか、言葉のある背景までつかみ取る洞察力。これは一朝一夕で身に付くものではなく、経験を重ねるしかありません。私自身、当社に入社してからいくつものプロジェクトを手がけてきた中で、いろいろと理解を深めることができました。
こうした経験を通し、お客さまサイドで開発を進める中で、後から調整したい部分が出てくるであろうことを見越し、システムをカスタマイズできるよう柔軟性を持たせた仕様で納品をしたところ、大変喜ばれました。あくまでもプロジェクトのゴールはメニュー画面を完成させることでなく、製品として世の中に出すことです。その開発全般をどうアシストすればベストなのかという視点が大切です。

もっと使いやすいメニュー画面の開発を

M.F
開発にかかわった製品を店頭で見つけた時はとても嬉しいです。自分でも1台購入して、休みの日には撮影に出かけています。1人のユーザーとしてデジタルカメラと過ごしているうちに発見することもたくさんありますから、そこで得た視点をこれからの開発にも活かせると思います。
R.I
量販店に行って製品を触ったときに、世の中に出ている製品に自分が作ったものが載っている…人の役に立っているんだ!という実感ができてとても嬉しいです。そんな喜びを1人でも多くの皆さまと共有できる製品を、これからも作っていきたいですね。
M.S
エンドユーザーであるお客さまがデジタルカメラを選ぶ際には、画質やズームの倍率、撮影モードの豊富さといったポイントも重視されることと思いますが、“メニュー画面が使いやすいから選びました”と言っていただけるような製品を送り出せれば、開発者冥利に尽きますね。
まずはそこを目標に、プロジェクトチーム一丸となってがんばります!