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PROJECT MEMBER

N.T (プロジェクトマネージャー)
Y.D(システムエンジニア)
S.O(システムエンジニア)

Webサイト開設以来の大規模リニューアル

世界各国で展開する大規模Webサイトのリニューアルを担当しました。同サイトはオープンから10年を迎え、デザインの刷新といった通常のリニューアルのほか、クラウドサービスへの移行と、スマートフォンやタブレットといったパソコン以外のデバイスからの閲覧も可能にするという、大きなチャレンジがありました。今回は開発に携わった3人からお話を聞きました。

研修終了後すぐ
プロジェクトの
中心メンバーへ

S.O
私はちょうど入社後の研修期間が終わった段階で、いきなり要件定義から参画することとなりました。N.Tさんと一緒にお客さま先に打ち合せに行っても、交わされる会話の内容を理解できないことが多くありました。
しかしわからないなりにも、前に進まなければなりません。打ち合わせで聞いた要件はどんな技術を用いれば実現できるのかを探るため、会社に戻ってから自分自身の勉強も兼ねて検索する、調べるといったことを繰り返す日が続きました。
N.T
実は私にとっても手探りの連続でした。当時プロジェクトマネージャーを務めるのも、クラウドサービス上でサイトを構築するのも、まったく初めての経験でした。私の部署は経験の浅いメンバーを積極的にチャレンジさせる方針を取っていますが、その中でも今回のプロジェクトは若いチーム構成だったと思います。
チームにはベテランのメンバーもいて、技術的な部分のアドバイスをいろいろ受けることができました。そしてお客さまには、とても助けられました。お客さまは私たちよりも年上の方が多かったですが、困った時には“こういう方法はどう?”と、一緒になって解決方法を考えてくださいました。同サイトは世界中で利用されているサイトです。何としてもリニューアルを成功させたいという想いを共有できたのが、良かったのだと思います。

想定外の困難を前向きに
切り抜ける

N.T
今回のプロジェクトで大変だった部分はたくさんありますが、クラウドサービス上でサイトを構築することそのものが、とても高いハードルでした。当初は思った通りの性能が出ず、ゼロベースで設計から見直すような修正も数多く発生しました。たとえば基本的な機能として、毎日のコンテンツの追加や更新は、ある特定の時間内に完了するよう設定されていますが、追加や更新に要する時間が、設計時に意図した何十倍もかかってしまうということがありました。
もちろん高性能なサーバーやデータベースに切り替えれば処理速度は向上しますが、そもそもクラウドサービスへ移行する目的はサイトの運用コスト削減です。限られた予算内で工夫を重ね、メンバーとも協力しながら、最終的に何とか性能要件を満たす時間に収められました。
S.O
ある程度できあがった段階で設計の見直しが生じて、開発を一からやりなおして設計書も修正して…という作業の繰り返しで目が回る思いでした。
そんな一方でやりがいも生まれました。自分で設計を行うようになるにつれて、少しずつお客さまと会話ができるようになりました。配属当初と比べ、明らかに成長したことを実感できました。

若手メンバーで
コミュニケーションを工夫

N.T
もうひとつの技術的チャレンジである、スマートフォンやタブレットへの展開も大変でした。あるデバイスでは問題なく表示されても他のデバイスでは崩れて表示されるなど、メーカーやOSを変えてテストする毎に、何かしらの不具合が発生しました。
これについては、全てのデバイスでパーフェクトに表示されるまで、テストと修正を繰り返して完璧にしていく他ありません。 
Y.D
私は、S.Oさんの1年後に、このプロジェクトに参加しました。S.Oさんと同じく、入社後の研修期間が終わってすぐに配属され、まずはテストを担当しました。いきなりの現場でスケジュールがやや遅れ気味ということもあり、とても忙しそうな雰囲気でした。
まずは単体テストといって、アイコンが何ピクセルで表示されるか、表示がきちんと変わるかなど、1つのデバイスごとに200項目ほどのテストをします。これを毎日行うのが最初の仕事でした。それから総合テスト、システムテストと、段階を追って実際の運用に近づけた状況でのテストに移っていきました。
S.O
テスト結果を受けて、必要に応じてプログラムを修正するのは私の役割でした。入社1年違いの新人同士で、こんな大役が本当に務まるのだろうか…という不安もありましたが、Y.Dさんとの間で密にコミュニケーションを取りながら乗り切ることができました。
Y.D
限られた時間内で円滑に進めるために、テスト結果はできるだけ具体的に見えるようにしました。たとえば結果の「○」「×」を伝えるだけでなく、本来は何ピクセルで表示されるはずが何ピクセル足りないとか、アイコンが左右に何ミリずれていたなど、数値化して記録に残すようにしました。
N.T
“テスト結果の『見える化』はとても手間のかかる作業だけど必ずやっておいて”とお願いしました。認識のズレでテストがやり直しになるといったリスクを低減するためにもチーム全員で情報を共有することが必要だと考えたからです。
それにしても2人は一所懸命で仕事が正確で早いし、よくやってくれたと思います。3人それぞれに初チャレンジづくしのプロジェクトでしたが、皆の頑張りとチームワーク、そしてお客さまをはじめ本当に多くの皆さまに支えられて、何とか1年半を乗り切ることができました。

経験を活かし、また新しいプロジェクトへ

Y.D
私は終了2ヵ月前に他のプロジェクトに異動になってしまい、最後まで立ち会うことはできなかったのですが、無事サイトがオープンしたと聞いて早速家でアクセスして“ちゃんと動く!”と感激しました(笑)。
一人では難しいこともチームで臨めば達成できるということを、実感しました。
S.O
プロジェクトが終わって世の中に公開された直後は肩の荷が下りたというよりも、何か不具合が起きないかという心配の方が大きかったです。社内で“某サイトが…”といった会話が聞こえてくるとビクッとしたりして(笑)。今はサイトのアクセス数も順調に増えていて、皆さまに見ていただけているのだとホッとしています。
そして今度また違うプロジェクトに入る機会があれば、お客さまとの要件定義の段階からしっかり活躍できるようになりたいと思っています。
N.T
今回のプロジェクトは反省すべき点もありましたが、チームワークの大切さを改めて感じました。一人ひとりが自分の責任をしっかりと果たした上で、力をひとつに結集する。そんなすばらしいチームワークで、これからもいろいろなプロジェクトにチャレンジしていきたいですね。