“自社ソリューションの研究開発を通じ、
  企業の経営課題を解決に導く。”

  • R&Dセンター
  • 2007年入社
  • Y.T

研究開発とその実践を両立できる環境を求めて

私の大学・大学院時代の研究テーマは「需要予測」でした。これは、さまざまな物の需要が短期的・長期的にどのように変化するかを予測するという分野で、製造業や流通業を営む企業が効率的に在庫管理を行うのに役立ちます。私はこの研究を通して「企業が抱える問題の解決方法を考え、システムでそれを実現する」という過程に面白さを感じました。就職活動においてもそうした仕事ができる企業を探していたのですが、そもそもR&D(研究開発)の部門を持つ企業は少なく、研究と実際のシステム開発の両方を行っている企業となるとほとんど見当たりませんでした。当社は、それらの条件を満たした数少ない企業であり、理論の追及とその実践の両立ができる点に魅力を感じたことが、入社を決めた理由です。

自社ソリューション
「FOREMAST」導入の
プロジェクトリーダーとして

入社後配属された数理技術部では、需要予測・在庫補充計画ソリューション「FOREMAST」の研究開発に携わることに。学生時代に培った知識を活かし、システム開発を担当しています。当初はソリューションのコアとなるロジックの研究開発・テストに携わっていましたが、徐々に、実際のお客さまへFOREMASTを適用する案件に入り、設計や要件定義も任されるようになり、現在はプロジェクトリーダーとして開発を取りまとめています。この仕事の面白さは、お客さまの直面している課題をヒアリングし、それをどのようにシステムで解決できるのか考えていくところです。お客さまの業界は食品、薬品、電気電子、文具など多岐にわたります。企業ごとに異なる商品の流通の仕組みを聞き、それに合う予測や計画の手法を考え、欠品せずに、かつ、抱える在庫を少なくしていく方法を提案します。需要予測はお客さまの売上・利益に大きく影響するため、経営コンサルティングの領域に近い点もあり、大きなやりがいを感じることができます。

“お客さまへの貢献実績が、
学会での評価や特許にもつながる”

最も大きな達成感を覚えるのは、完成したシステムが無事稼働した後、課題解決したかった内容が実現できたというお話をお客さまから伺ったときです。需要予測の成果が明確に見えるまでには時間がかかり、長期的に労力をかけお客さまをサポートしていくのは楽ではありませんが、その分成果ができた時には手ごたえを感じます。今後はコンサルティング能力にも磨きをかけ、より深くお客さまの課題解決に貢献していきたいと思います。さらに、研究開発の中で導き出した新しい学術的な理論や導入実績を学会で発表するのも我々R&Dセンターの役目です。当社のR&Dセンター内には5つの研究開発部門がありますが、それぞれの分野で学術的な成果を上げており、数理技術部は2013年に日本オペレーションズ・リサーチ学会から表彰を受けています。

“学生のみなさんへ”

企業での研究開発に興味を持つ方は、きっと学生時代にも何か研究に打ち込んだ経験があると思います。就職活動の際には、まずその研究に自信を持ってください。また、研究をただ深めるだけではなく、自分がした研究がどのような社会的意義を持つものなのか、面接で相手に対してわかりやすく伝えることも大切です。そうした伝える姿勢が企業に入った後でも役立つと思います。

“一日の流れ”

  • 9:00

    スケジュール確認
    出社してからまず行うのは、メールチェックと今日1日のやるべきことの確認です。
  • 9:30

    メンバーへの指示出し、ドキュメント作成
    現在はプロジェクトリーダーを務めているので、開発の実務などはチームメンバーであるSEやプログラマーに指示を出して任せることが多いです。同時に、お客さま向けの資料など、ドキュメント作成を行います。また、お客さまから実際のデータをいただいて分析し、課題解決のための方策を考えることもします。
  • 13:00

    打合せ、レビュー
    作成したドキュメントについて上司や先輩から指示や指摘を受け、修正します。プロジェクトの進め方やお客さまの経営を深く理解した提案は、まだまだ先輩から学ぶことがたくさんあります。
  • 15:00

    お客さまとの打合せ
    お客さま先へ伺い、開発中のシステムの要件について打合せを行います。議題はかなり専門的ですが、なるべく知識をかみ砕いて相手に伝えることを心がけています。